きろく。

おもに「子宮頸がん」と診断されてからのきろく。できごとなど。

タイムリミット

ふと思い出したことを。

 

病気とは直接関係ないのですが、

数年前から子宮筋腫は検診で指摘されていて、

経過観察となっていました。

今回の病気の診察でもやはり主治医の先生に指摘されて、

「(筋腫自体はやはり経過観察でいいが)

場所と大きさ的に言うと、妊娠したとしても流産する可能性が

高い。」と言われました。

手術後の診察でも、病気は今後、経過観察でいいけど、

妊娠をこれから望むか?不妊治療は考えていますか?

と聞かれました。

 

病気になる前から、もともと夫婦で妊娠は望んでいなかったので

不妊治療は受けていませんが、

自然と身体はそれなりに年齢を重ねて変化しているのだと

痛感しました。

外見や気持ちは若いほうかも!なんて思ってても、

身体の中身は年齢にはさかえらえないんだなあと。

出産年齢にはやはりタイムリミットがあるんだと

わかりました。現実をみました。

 

話すこしそれますが、子供がいない夫婦は不幸という

考えはまだあるのですかね?決めつけないでほしいよね。

ほっとけよって感じですね。

夫婦それぞれですから。

事情がそれぞれあると思うし、そもそも無理に結婚しなくても

いいと私は前から思っています。

少子化に歯止めをかけていることは認めますが、

働いてきちんと税金納めてますから(-ω-)

 

 

 

「生きがいを見つけて」35歳末期乳がん患者の告白(読売新聞(ヨミウリオンライン))

「生きがいを見つけて」35歳末期乳がん患者の告白(読売新聞(ヨミウリオンライン)) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00010000-yomonline-hlth

 

病気になって、知りたいことってこういうことだと思う。

毎日の生活、暮らし、日常がどうかってこと。

手術後4ヶ月。

8月の生理も3日ぐらい早くきたけど、

特に変わったことはなし。

強いて言えば生理前に茶色っぽいおりものが

数日続いたことか。

あとは時々、急におなか痛くなることがあって

これは病気のせい?と思うこともあったけど、

おそらく単にお腹の具合の調子がきまぐれ

で悪かったと思われる。

 

世間は夏休みですが、私たちの仕事に夏休みや盆休みは

関係なく通常どおりの毎日を過ごしています。

夏休みらしいことと言えば、姪っこと実家で花火をしたり、

ZOZOマリンに野球を見に行ったりぐらいかな。

あと今年の夏といえば「世界陸上」にはまった。

100m、200m、400mリレーは予選、準決勝、決勝すべて

リアルタイムで見てた。日本の短距離陣のこれからが楽しみ!

 

あと夏休みらしいことと言えば

8月9日、10日と8月唯一の連休だったので、

前日に思いついてコボスタで楽天の試合を見に仙台へ

遠征してきましたが、考えてみたら今年初の遠征でした。

予定では四国も前期シーズン1回は行く予定してたんだけどね。

今年の前半は病気でそれどころではなくなってしまったから。

今はその反動で遠征行きたい欲がフツフツ。

今さらですが、これから四国も行く予定してます。

こうして好きな時に好きな場所へ行けるのも、

健康な身体があってこそ。

来年はもっと事前に計画をたてて、仙台遠征も数回

したいなあ。

東北楽天ゴールデンイーグルスの茂木栄五郎選手が

わたしと同じ小金井4小出身とわかり、茂木選手の人柄

なども含めて大ファンになり応援してます!)

 

 

 

 

 

 

手術後3ヶ月。

 

手術後3ヶ月。

5.6.7月と予定どおり生理がくる。

量や生理期間も、手術前と変わったことはなし。

ひどい生理痛などもなし。

体調もまったく問題なし。

いたって普通に仕事もこなし、

通常の生活をおくっています。

ほぼ病気のことがネックになることはない毎日。

 

ただ今年に入って白髪は増えたなあ。

これは仕方ないことだけど。

あと、この暑さは身体にこたえますよねえ(*_*;
(今年は特に暑くなるのが早すぎ。夏が長くなるのつらい。)

クーラーをタイマーにして眠っても、タイマーが

切れるとしぜんに目がさめてしまって熟睡できない・・・。

そのうえ、8月は勤務時間の形態が変わるので、身体がもつか

どうかとても心配。

ただ、大変なのはわたしだけではないので

8月の仕事も抜群のチームワークでのりきろう!

(夏休み、お盆休みなんてこの仕事にはなーい!)

 

次の定期健診は10月ということで・・・まだまだ先だ。

4ヶ月も間隔あくけど、大丈夫なのかなあ?とも

思うけど。

ただ変わったことがあれば、電話で予約すれば

診察はしてもらえるとは思うけど、

なにしろ変わったことがない(-ω-)

まあいいことだけどね。

今は「コード・ブルー」でドクター補充しています。

秋は「コウノドリ」。特に「コウノドリ」は

前シリーズも見ていたので楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

31才女性 再就職の際、がんのことを伝えようか葛藤した(NEWS ポストセブン)- Yahoo!ニュース

31才女性 再就職の際、がんのことを伝えようか葛藤した(NEWS ポストセブン)- Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170716-00000017-pseven-soci

 

すごいよくわかる。

 

働きながら治療することについて

(病気の告知を受けて)手術をしなければならない

仕事を長期で休まなければならない

 

とまっさきに頭にうかびました。

最初の診断では子宮全摘の方向だったから、全摘の方法によったら

後遺症もあるみたいだし、自宅療養も含めて1ヶ月以上はかかるかも。

はじめに告知されたときは、仕事をしてても病気のことが

頭からはなれず治療に専念するため、仕事を辞めたいと思ったことも

ありました。

ただ、上司に今後の相談をしたときに

「しっかり治療して戻ってきてください。」

と上司から言われ「戻ってきてください。」という言葉が

すごく嬉しかったことを覚えています。

 

母に告げたとき、母は「会社はこっちから簡単に辞めるって言うな。」

と言われ、なんで母はそいうふうに言うんだろう?

と最初はわからなかったのですが、

今となっては、母が言っていたとおり、こちらから病気を理由に

仕事を辞めなくてよかったと思います。

 

病気(ガン)になった

じゃあ解雇します

 

世の中では、おそらくたくさんあることなんだと思う。

(わたしの父は在職中にガンになり、職場復帰はできません

でしたが、籍は会社においたまま亡くなりました。

今、思うととても恵まれた環境で治療できていたのだと母と話しています。

今はその会社はなくなってしまったようですが・・・)

 

今回の自分の場合は、幸いにも3週間で復帰することができ、

今は元通り働くことができています。

ただ、診断がもっと悪かったら、もしかしたら解雇されて

いたのかもと思うこともあります。

自分の意志で病気を理由に会社を辞めるのはいいけど、

病気を理由に一方的に解雇されるのはやはりどうかと思います。

 

実はわたし、2年前に職場で足首を骨折して3ヶ月仕事を休んだ

ことがあります。

その時は3ヶ月という長い期間でしたが、労災だったので

労災で休業中、ならびに休業明け復帰30日間は解雇できないという

労働基準法があったし、なにしろケガだったのでいずれ治る

ものだったので、職場のみんなに迷惑をかけている罪悪感は

ありましたが、解雇されるということはまったく頭にありませんでした。

骨折(労災)で3ヶ月休む→完治

ガンの治療で1ヶ月休む→そのあとも治療次第でどうなるかわからない。

だいぶ意味合い違う感じがします。

 

ただそれが「ガン」と診断されたら・・・

現実は仕事と病気の治療の両立をどうするか?

ということが、大きな大きな問題なんだと

今回の病気をして考えるようになりました。

これが今を生きているわたしのリアルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

www.huffingtonpost.jp

日本人の2人に1人が生涯のうちにがんになる時代になり、2011年推計で年間約85万人が新たにがんと診断され、その3割が就労世代。仕事をしながらがんで通院している人は約32.5万人(2010年国民生活基礎調査に基づく推計)。

がんと診断されても「いかに付き合い治療するか」が大切で「がんと共存する」

の対応策が求められている。