きろく。

おもに「子宮頸がん」と診断されてからのきろく。できごとなど。

記録をのこす大切さ。

今この記事を書いているの2017年の4/25㈫です。

円錐切除手術を受けるまでに、過去の手術経験などを聞かれることが

多々あったのですが、約20年前に手術した卵巣嚢腫

記憶があまりなくて・・・。

そのこともあって、今回の治療記録を自分の備忘録的意味と

職場で疾病休暇をいただいている時間に

わたしの周りの方々にも役にたてるかなと思って

過去を振り返りブログにしています。

病気やけがの体験記は本当に助かったし、ありがたいと

以前に骨折したときも、今回の病気でも強く思ったので。

 

卵巣脳腫の手術経験があり、もともと婦人科系が弱いことと

父親が上顎洞癌で20年前に亡くなっているという癌の家系であること

もあり、精密検査の結果を待っているあいだも

「なんとなくガンかもなあ。先生にもしつこく検査を毎年受けてきたか

聞かれたしなあ」と思って精密検査の結果がでるまでの2週間を過ごしていました。

この時点ではまだ職場でも「早く紹介状を持って病院へ行ったほうがいい」

と強く言ってくれた先輩ひとり(年齢もちかい)にしか状況は

話していませんでした。(あの時強く言っていただいて感謝しています、

自分のなかではそこまで深刻に考えていませんでした。)

 

 

 

初診②

先生「検診の結果の内容はおわかりですか?」

わたし「わからないのでおしえてください。」

この女医先生はこの初診のときだけしか、お会いしていませんが、産婦人科

部長先生で、丁寧かつ端的でわかりやすい説明で調べるとスーパードクターとして

名前があがる先生でした。

 

子宮頚部細胞診所見:HSIL(高度扁平上皮内病変)

わたしなりにわかりやすく解釈すると、子宮頸がんになるには細胞レベルが

軽-中ー高と異形成していき癌細胞になっていく。

わたしの細胞診の結果と、今先生が診察した感じでも

中から高のレベルであること。

(中等度異形成・高度異形成・上皮内癌の可能性)

 

精密検査の結果は2週間後とのこと。

がん?これはなんとなくやばいかも・・・と

だんだん思うようになって2月中は過ごす。

精密検査の結果は2/28㈫

 

 

 

 

初診①

S病院での診察を断られた1週間後に、事前に電話予約+紹介状がないと

受診できない、自宅から徒歩15分のM病院へ。

M病院は、だいたいこのあたりの大きな病院となると名前があがる

病院で、私が産まれた病院であり、私の父が最期に亡くなった病院でもあります。

 

診察は女性の先生でした。

①問診②視診③細胞診(この検査でひっかかった)

+精密検査④コルポスコピー診・組織診内視鏡を膣から挿入し、粘膜の表面を

拡大しながら、細胞組織を採取して病変がどの程度進行しているのか?深さや

進み具合は?などを判定する)

(この組織を採取するとき「パチン」とはさみの音がなんとも(>_<)なんだけど、

この女医先生のは痛くなかった。のちのちこれが痛く感じる検査となる)

 

先生に「子宮検査でひっかかったのははじめて?」としつこく聞かれる。

「今年は会社の都合で検診の病院が変わったけど、検診は勤続10年

毎年受けている。」と答えるけど、このしつこい問いかけも

後になったらそういうことだったのかと思うできごとだった。

→初診②に続く

 

 

 

 

 

紹介状を断られる

紹介状を持ってどこの病院へ行くか?

以前にマンモの再検査で行ったことがあり、母親がボランティアで

通っているホスピス併設の小金井市のS病院へ行く。

ここだったら待ち時間もそんなにかからないだろうし。

婦人科の外来まで行ったら看護師さんに呼ばれる。

「紹介状を開封させていただきました。申し訳ないのですが、うちの

病院では検査ができない内容でした。封を閉じましたので

他の病院へ行ってもらえますか。」

えー。出直しかい!

で、どこへ行けば?

看護師さんは小平市のS病院か武蔵野市のM病院だったら

受けられるとのこたえ。

S病院は不便なので、結局自宅からいちばん近くて大きな

総合病院のM病院へ予約する。

次週に予約がとれたのでまた出直し。とほほ。

でもこのことあって、これはやばいのでは?とだんだん思うようになる。

 

健康診断の結果が届く。

新年1月2日から 仕事で、世間の冬休み終了でやっと仕事も

落ち着いたかなって頃に人生初めてインフルエンザにかかり、

自宅療養中、やっと仕事行けるなあなんて思ってた時に

12月に会社で受けた検診の結果が届く。

検査結果と一緒に紹介状が入っていてあれ?って思う。

子宮検査がD判定でよくわからないけど細胞の値で

ひっかかったんだなぁぐらいしかわからない。

20年前に手術した右の卵巣はきれいって言われたのになあ。

この時はそこまで深刻に思わず、2月になったら病院へ行けばいいやぐらいにしか思っていなかった。

なにしろ、悪い症状は思い当たらないんだもの。

生理も規則的にきてたし、量は増えたなあとは思ってたけど

まあなんとか対処できる範囲だったし。

インフルが治ったら、今度は再検査か。新年早々でだし

悪いなあなんて思いながら通常の毎日をおくる。

 

 

ブログについて

 ☆40代既婚(子供なし)仕事はフルタイム勤務。

 

 ☆「子宮頸がん」と診断されて病気や治療の

 備忘録として自分用につくりました。

 

 ☆自分用につくりましたが、女性のみなさん、

 家族の方などのために参考になれば幸いです

 

 よろしくお願いします。