きろく。

おもに「子宮頸がん」と診断されてからのきろく。できごとなど。

「白衣マジック」と「陽性転移」

「白衣マジック」白衣を着ているお医者さんが、かっこよく

みえること。

こんな言葉があるんですね~。知らなかった~。

でもわかるわ( *´艸`)

(ちなみにわたしの主治医先生は、白衣ではなく「スクラブ」

と呼ばれる、青いVネックの半袖タイプの上下を着ていますが、

個人的には、白衣よりこの「スクラブ」のほうが好き。)

 

「陽性転移」心理学の専門用語みたいですが、ひらたく言うと、

患者が医師などの医療従事者に好意、恋心を抱いてしまうこと。

 

「医者」で検索かけると「かっこよくみえる」

「好き」などの第2検索ワードがでてきて、先生のことを

好きになる方って結構多いんだなあって感じました。

 

でもこれすごいわかる!私も先生のこと好きだし!

毎週1回から2回は先生に会っていたし、

内容の濃い話を重ねてきて、信頼関係も築いてきたし、

「命がだいじ。」「命を守る。」って何度も言われたらねえ♡

まあわたしの場合は、野球選手などにキャーキャー言っている

のと同じ、ファン心理でとどまっていますが!(念のため)

通院しているときはそれほど、

キャーキャーといった心理はありませんでしたが、

通院が一旦終了したあと、先生のことを

思い出して先生ロスに陥っています(;´∀`)

(毎週会っていたのに会えなくてさびしい)

 

病気を治療するのに先生の存在は当たり前だけど大きい。

医学的に治療してくれるからはあたりまえだけど、

今回のわたしのことで言うと、病院に行くことが、

先生に会う楽しみになっていたので精神的にも大きな存在でした。

治療もだけど、先生のキャラだからこそ、病気について考えて

むきあうことができました。

主治医がいまの先生でよかったと思います。

 

通常の「先生ロス」ならそれこそ「コードブルー」を

観たりするんだろうけど、わたしの場合は「U字工事

の動画を見て笑っています。ネタも純粋に面白い。

さすがに「だっぺ」とは言わないけど、イントネーションは

ほぼあのとおりで先生は話すね笑。味わい深い北関東なまり笑。

 

ka-tan.blog.jp

このカータンBLOG面白い。

「スクラブ+タメ語」でイチコロ笑。わかる( *´艸`)

 

元主治医が忘れられない : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

 

 

 

 

 

 

浜田ブリトニー

自分が病気になってから、芸能人の病気の

報道に敏感になってたけど、今回の「浜田ブリトニー」は

自分の病気とまるで一緒でした。

手術方法はわたしとおなじ「円錐切除」ですが

浜田ブリトニーは「高度異形成」ということで

まだガンになる前段階での発見、

早く見つかってよかったです。

 

わたしが今年の検診で要検査になり、精密検査の結果

「浸潤癌」の状態だった(これでも早期発見で幸い

だったことは幸運でしたが)

「中度異形成」「高度異形成」の状態では見つからなかった

んだよなあ。

だから初診の時に、女医先生が「検診でひっかかたのははじめて?」

ってしつこく確認してきたんだと改めて思いました。

 

とにかく浜田ブリトニーもブログで言っているように

「健康診断は大事」ということは、しつこいですが、

わたしからも強く伝えたいです。

 

余談ですが、ブログで円錐切除経験者の方々が、コメントを

残していますが「眠っているあいだに終わってた」

そんなことなかったよー!わたしはまったく眠れなかったからー!

痛くて泣きましたもの(´;ω;`)

麻酔が効かなかった特殊な例かもしれませんが。

こういうこともあるよーということです(;´∀`)

 

ameblo.jp

 

浜田ブリトニーのブログ読むと、全身麻酔で手術してたり、

入院の日数も多かったりと、同じ手術をしているのに

違うんだなあと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

「傷病手当金」書類そろう

以前にお願いしていた傷病手当金

主治医の先生が

証明していただく書類が完成したので、

半休もらって受け取りに行ってきました。

 

1ヶ月ぶりの病院。

担当の先生の絡みか、産婦人科外来はほとんど

患者さんがいなくてびっくり(いつもなら午後でも

たくさんいる。)

先生いるかなぁ?なんて思って行ったけど、大きい

病院だからそうは会えませんね(;^ω^)

そして先生に書いてもらった書類の傷病名が

「子宮頸部微小浸潤癌」

改めて文字で見るとビビる・・・。

まったくもって元気だけど、あくまで経過観察中の

状況なんだと思い知ったのでした。

これで書類がそろったので、休んだ期間の給与の一部が

支払われるぞ!

こういう時に、会社員(正式には契約社員だけど)で

社会保険料を支払い続けていてよかったと思いました。

 

いまの病院に初診でかかったのが2月10日。

春はほんとうに季節を感じる余裕もなく、

もう夏になる。

健康に生活できる毎日に感謝。

 

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中村獅童

先日、中村獅童が「肺腺がん」であると報道がありました。

同年代でもあるし、部位は違うものの「ガン」と診断されいる身

としては衝撃でした。

ただ、ステージ「1a」ということでわたしと同じステージ、

つまりは初期の初期で発見されて、外科手術での治療とのことですから

幸いだったと思います。

検診(人間ドッグ?)で発見されたという点も、わたしと

同じですね。

言い方悪いけど、検診でガンが発見されたのもある意味ラッキー

だったと思います(わたしも。)

 

先日、実家で母とこの話題になって

中村獅童が1aで奇跡的に発見って言われてるから、

あんたも同じことだね。奇跡的に発見されたってことだね。

よかったね。」って言われて、ああそうなんだ、奇跡的だったんだ

と改めて深く思いました。

中村獅童も言ってるように、なにしろ自覚症状がないから、

「ガンです。」って言われてもピンとこないんだよね。

報道で中村獅童が言っていることがすごいわかるなあって

思っていました。

 

子宮の円錐切除手術をして1ヶ月以上経ちましたが、身体は

まったく問題なく元気です。

手術後の生理もそれほど大きく変わらずきたし、

おりものも異常はありません。

自分が「ガン」であることも、普段の毎日をおくっていれば

忘れてしまうぐらいです。

それでいいんだろうな今は。

あとは先生に言われた期限で検診を受診すれば。

ただ病気についての知識は忘れず、インプットしたまま

の状態でいたいと思います。

 

www.nikkansports.com

 

男性の産婦人科医について

産婦人科は診察も特殊だから、わたしも女性の先生が

いいなあと自然とこれまでは思っていました。

または、男性でも自分よりはるかに年上のおじいさん先生

とか。

実際に、これまでの会社の産婦人科の検診でも女性の先生に

あたることが多かったと思います。

 

なので、今回の主治医が男性医師で、しかも年齢も自分と

そんなに変わらないみたいな感じだったので、

はじめはやっぱり「え!?」と思いました。

でも、だんだんとお話を聞いているうちに、すぐに

不安とか嫌だなとは思わなくなりました。

その後の、先生との信頼関係はすでにブログに記してある

とおりです。

わたしが今回の治療を受けて感じたことは

女性医師とか、男性医師とかは関係ない。

先生をどれだけ信頼できるか、一緒に病気のことを親身になって

考えてくれるかが大事だと思います。

 

わたしの先生がなんで産婦人科の先生になったのか?

ずっと気になっているのですが、たぶん何百回も聞かれてる

ことだろうし、そこまで立ち入るのはプライベートの部分だから

と思って聞いたことはないんですが、

ネットで「女性の身体が神秘で尊いから産婦人科

になった」という記事を読んだことがあって

「こういうふうに思うこともあるのか」と発見になりました。

女性の身体を尊くみてくれている、大切に扱ってくれる。

わたしの先生は内診のときも、すごく優しく声かけてくれるし、

物腰も口調も柔らかい(栃木なまりで、ちょっとおしゃべり

なぐらい)ので安心できます。

もしかしたら、先生もそう思っているのかなあと思いました。

内診の時の恥ずかしさが、まるっきりないとは言えませんが、

先生はプロだし、雑な言い方すれば「モノ」として

見てるだろうし、こちらも「病気を治してほしい」

だけですから、やっぱり女性とか男性は関係ない。

先生との信頼関係を築けるかが大事だと思います。

 

「イケメン医師はやめて!」

これは確かにわかるかも!先生が若くてかっこいいと

緊張するわ~。

ということは、わたしの先生は男性でも「イケメン医師」

の部類ではないってことだな(;^ω^)まあそうかな。

でも先生のことは大好きです!

最近「白衣マジック」という言葉を知りました。

今度は「白衣マジック」について、先生ロスを

補充する意味も含めて(まあ自分の自己満足のためだね)

記事に残そうと思います。

(もはや「治療ブログ」になっているのか自信ないけど💦)

 

women.benesse.ne.jp

 

 

 

先生のエピソード

仕事復帰して1週間。すっかり、いつもの日常に戻りました。

と同時に、主治医の先生ロス状態の毎日です笑。

男性の産婦人科医について思うことは、また別に記事を残そう

と思っていますので、今回は先生の人柄がわかるおもしろ

エピソードを紹介します!

 

①「アンゼリーナゾリー(⤴)」(語尾あがる)

まず、先生はなまりがすごいんです笑。

語尾があがる北関東なまりで話すもんだから、

先生が話すだけでちょっとおもしろく感じちゃう診察なんです。

先生とはじめて会った時の診察で

「Mさん、アンゼリーナ・ゾリー(⤴)って知ってますか?」

は!?「アンゼリーナ・ゾリー(⤴)」ってなに???

しばらくして「アンジェリーナ・ジョリー」のことか!

とわかりました(^^;

アンジェリーナ・ジョリーが卵巣を切除したということで

先生は名前をだしたのですが「アンゼリーナ・ゾリー(⤴)」

と「アンジェリーナ・ジョリー」まるで別人みたいに

聞こえて面白かったです。はじめて先生に会った時から、

その味わい深い北関東なまりにやられました笑。

 

②「実家で飼っている犬」

何度目かの診察で、診察台に上がってカーテン越しに

準備しているときに

「わたしの実家、栃木なんですけどね」

あぁ~やっぱりな!そのなまりは北関東だと前から思ってましたよ!

話し方が「U字工事」のふたりのまんまですもん( ´艸`)

「忙しくてなかなか帰れなくて・・・」

そうですよね・・・お医者さんって大変なおしごとですよね・・・

「たまにしか帰らないから、実家で飼っている犬が

なつかなくて・・・(´・ω・`)」

せ、せんせい(;´∀`)かわいそう笑笑笑

(しかもこの会話、カーテン越しにしてる、それから診察

が始まるという。)

という流れで「今度わたしの働いているZOOに

遊びに行こうかなぁ」って言ってました(≧▽≦)

 

ちなみに先生の見た目は、黒目でうるうるした瞳の犬?

市民プールに通っているみたいなので、

(ダンナが仕事からの帰り道に、最寄り駅の近所で

自転車に乗っている先生を見かけたことがあって、先生に

聞いたら近所の市民プールに通っているとのこと。

大きい病院のドクターなのに、自転車で市民プール

通いというのがこれまた好感度大)

おじさんといった感じはあまりしないけど、

お医者さんのドラマだったら、主人公のイケメンドクターの

お友達キャラといったところかな(^ム^)

 

ああ先生ロス~。

まあいいことなんだけどね。

近所でバッタリ会わないかなあ~。