きろく。

おもに「子宮頸がん」と診断されてからのきろく。できごとなど。

高額療養費・疾病手当金について

今回の病気、入院で会社の総務にしてもらった

事務手続きについて記録に残します。

 

■高額療養費(限度額適用認定申請) 

「高額療養費」入院等で高額な医療費がかかる場合、1ヶ月に約8万円

(入院と通院は別会計)を超えた分を後日取り戻す制度。

「限度額適用認定申請」事前に予定がわかれば先に申請できる制度。

所定の申請書に記入して、会社の総務に提出したのち

後日「証書」が自宅に届く。病院会計窓口で月ごとの支払いの際に、

その「限度額適用の証書」を提出すれば、約8万円を超える分は

請求されないようにすることができる。

(「約8万円」は健康保険診察分が対象。特別室代など、保険外の

部分については対象外。)

⇒私の場合は「8万円」となってますが、この金額は被保険者の

所得で5つの区分にわかれます。なのでわたしの所得だと8万円

だということなので、個人の所得により限度額は変わりますので

ご注意を。

 

■疾病手当金

 「疾病手当金」私傷病で仕事を休み、給与が支給されない期間に

ついて、健康保険から給与の一部が支給される制度。

金額は給与の約3分の2程度。働けない状況が続く限り、

最長で1年6ヶ月間、受給できる。主治医の証明書が必要。

申請書は「全国健康保険協会」のHPからも印刷ができる。

なお「社会保険料・住民税」はこの疾病手当金から、後払いで

振り込むことになる。

 

疾病休暇を4/13から5/7まで取得したので、その期間の

「疾病手当金」の証明書を先生に記入してもらう

ために、今日、産婦人科外来に書類を預けにいきました。

完成まで2週間から1ヶ月かかるとのこと。

診察の時から、わたしの仕事についても雑談などでも

話していたし、その時から「書類なら書くよー!」って

言ってくれていたのであとは書類の完成を待ちましょう。

 

 

 

手術後の生理

予定より2日ほど遅れて、手術後の生理がきた。

ずっと気になっていたからまずは安心。

とくにおなか痛いとか、具合悪いなどの特記すべきことは

いまのところなし。

 

生理終了。

普段より2日間ぐらい長かった。

量は普段と変わらなかった。

(先生には「細く長く」と聞いていたけど、

普段と大きく変わらなかった。)

通常に戻ったみたいでよかった。

手術から約1ヶ月が過ぎたけど、体調はもうもとどおり。

生活もすっかり通常モード。

仕事復帰

手術のために、3週間ほどいただいていた

疾病休暇から5/8に仕事復帰しました。

 

前日から緊張していましたが、思っていたよりは

動けた感じがします。

ハリキリすぎたせいか、帰宅したらすごい筋肉痛

でした。身体バリバリ。体力も落ちているのかなあ。

でも満足感のある疲れです。

身体的には以前と変わらず、動けてよかったです。

 

長いこと休んで、迷惑をかけたにも関わらず、

あたたかくむかえてくれた職場のみなさまには感謝です。

こんなに長くこの職場で仕事を続けられているのは、

職場の人間関係に恵まれているからにつきます。

あとは、病気とは関係ないけど、今の仕事の内容が

やっぱりどこかで好きなこともあるとも思います。

 

主治医の先生が、わたしの職場に遊びに行こうかなぁと

言ってくれたので、本当に先生が来たらいいのになあ(∩´∀`)∩

と、早くも先生ロスみたいになっているのでした。

 

 

 

 

 

病気になって

病気になったのは、よくはないことだけど、

病気になってよかった?と感じたことは、

ダンナとの時間が増えたことです。

わたしの仕事はシフト休み、ダンナの仕事も泊まり

勤務のある不定期休み(平日よりは土日休みが多め)

なので、休みは月に数えるぐらしか一緒になりません。

休みがぜんぶ一緒というのも、自分だけの時間がなく

息苦しくかんじるので、そこまでは望みませんが、

一緒に過ごす時間は、決して多いとは言えない状況です。

 

今回、病気がわかったことで、ダンナも仕事を調整してくれて

通院などはほぼつきあってくれました。

退院後もしばらく、職場で疾病休暇をいただいているので

これまでの生活よりは、一緒の時間が増えたので

よかったのかなあと時々思います。

 

ダンナの誕生日は5/7なのですが、例年だと仕事の繁忙期である

GW最終日付近なので、疲れてしまって

きちんとお祝いをしたことがないのですが、

今年はきちんと感謝の意味をこめて、お祝いしようと

思っています。(たぶん笑)

 

手術後の生理について

【手術後の生理について】先生に言われたこと

〇予定よりは早く来る人が多い。

〇今までよりも、細く長くなるかも。

〇次の検診が生理にあたりそうだったら、連絡して

 日程をずらすこと。

手術後2週間。外来。

手術から2週間。特に大きな変化はなし。

茶色っぽいおりものは続いていたけど、量は減ってくる。

先生「生理がずっと続くようなかんじ」

ネットでも「手術10日後ぐらいから、傷口のかさぶたが

とれるため出血がある。」

とあったけど、まったくそのような出血はなし。

出血がないのはいいことなのか。

 

そしてとうとう手術した生体の病理結果がでました。

コメント「術前の生体標本をレビューしましたが、診断に変更ありません。

今回円錐切除標本にはHSILや浸潤成分を認めず、生検でほぼ採りきれて

しまうくらい限局した病変であったものと考えます。」

採ったモノからは、癌細胞も、癌に病変しそうな細胞も検出

されなかった。初診の時に、女医先生が行った組織検査の時に

限りなく小さい小さい小さいピンポイントな癌を、偶然にも

採ってしまったのではないか?

女医先生が初診で行った検査が治療になってた可能性が大。

 

こういうケースはたまにあるみたいですが、

きわめて珍しいみたいです。

現に検査を進めていくたびに、どんどん結果がいい方向に

変わっていきました。

強いていうなら、採取した部分を12分割した1部分から、異形成

上皮成分が認めらるがこれは、早急なものではなく

経過観察でいいとのこと。

 

2月から行っていた「子宮頸がん」の治療は、

最後に傷口を見てもらって一旦終了。

次は6月に検査。その後も2~3か月に1回は検査する予定。

 

「癌はおおむね5年以内に再発しなければ完治とみなす」

とされているので、完治とさせるにはまだまだですが、

これでずっと抱えていたもやもやから、解放されたー!

やっと治療に区切りをつけることが、できました。

「結婚記念日やりなおそう!」ということで、いつもの

ピザ屋さんで夫婦でお祝いしました。

そして帰宅したら、武蔵野市から「子宮頸がん検査の

お知らせ」が届いていました。

よりによって今日かよ!もうなってるし!

という「さまーず」の三村なみのツッコミをせずには

いられませんでした(;^ω^)

 

そして、今回の病気で長らく、お世話になった主治医の先生が

とった細胞、組織、生体からは癌が発見されなかったのに

ただ癌について脅されただけ(物言いも医者からぬ、表現豊かで

オーバーだから余計にびびる)なのでした。

と言っても、先生のキャラでわかりやすく教えてくれたおがげで

病気についてむきあい、考えることができました。

先生に「命を守る」って言ってくれたことが嬉しかったです。

最後は「今度は6月ね!またお会いしましょう!」

ということで、今後ともよろしくお願いします(*^▽^*)