きろく。

おもに「子宮頸がん」と診断されてからのきろく。できごとなど。

病気になって

病気になったのは、よくはないことだけど、

病気になってよかった?と感じたことは、

ダンナとの時間が増えたことです。

わたしの仕事はシフト休み、ダンナの仕事も泊まり

勤務のある不定期休み(平日よりは土日休みが多め)

なので、休みは月に数えるぐらしか一緒になりません。

休みがぜんぶ一緒というのも、自分だけの時間がなく

息苦しくかんじるので、そこまでは望みませんが、

一緒に過ごす時間は、決して多いとは言えない状況です。

 

今回、病気がわかったことで、ダンナも仕事を調整してくれて

通院などはほぼつきあってくれました。

退院後もしばらく、職場で疾病休暇をいただいているので

これまでの生活よりは、一緒の時間が増えたので

よかったのかなあと時々思います。

 

ダンナの誕生日は5/7なのですが、例年だと仕事の繁忙期である

GW最終日付近なので、疲れてしまって

きちんとお祝いをしたことがないのですが、

今年はきちんと感謝の意味をこめて、お祝いしようと

思っています。(たぶん笑)

 

手術後2週間。外来。

手術から2週間。特に大きな変化はなし。

茶色っぽいおりものは続いていたけど、量は減ってくる。

先生「生理がずっと続くようなかんじ」

ネットでも「手術10日後ぐらいから、傷口のかさぶたが

とれるため出血がある。」

とあったけど、まったくそのような出血はなし。

出血がないのはいいことなのか。

 

そしてとうとう手術した生体の病理結果がでました。

コメント「術前の生体標本をレビューしましたが、診断に変更ありません。

今回円錐切除標本にはHSILや浸潤成分を認めず、生検でほぼ採りきれて

しまうくらい限局した病変であったものと考えます。」

採ったモノからは、癌細胞も、癌に病変しそうな細胞も検出

されなかった。初診の時に、女医先生が行った組織検査の時に

限りなく小さい小さい小さいピンポイントな癌を、偶然にも

採ってしまったのではないか?

女医先生が初診で行った検査が治療になってた可能性が大。

 

こういうケースはたまにあるみたいですが、

きわめて珍しいみたいです。

現に検査を進めていくたびに、どんどん結果がいい方向に

変わっていきました。

強いていうなら、採取した部分を12分割した1部分から、異形成

上皮成分が認めらるがこれは、早急なものではなく

経過観察でいいとのこと。

 

2月から行っていた「子宮頸がん」の治療は、

最後に傷口を見てもらって一旦終了。

次は6月に検査。その後も2~3か月に1回は検査する予定。

 

「癌はおおむね5年以内に再発しなければ完治とみなす」

とされているので、完治とさせるにはまだまだですが、

これでずっと抱えていたもやもやから、解放されたー!

やっと治療に区切りをつけることが、できました。

「結婚記念日やりなおそう!」ということで、いつもの

ピザ屋さんで夫婦でお祝いしました。

そして帰宅したら、武蔵野市から「子宮頸がん検査の

お知らせ」が届いていました。

よりによって今日かよ!もうなってるし!

という「さまーず」の三村なみのツッコミをせずには

いられませんでした(;^ω^)

 

そして、今回の病気で長らく、お世話になった主治医の先生が

とった細胞、組織、生体からは癌が発見されなかったのに

ただ癌について脅されただけ(物言いも医者からぬ、表現豊かで

オーバーだから余計にびびる)なのでした。

と言っても、先生のキャラでわかりやすく教えてくれたおがげで

病気についてむきあい、考えることができました。

先生に「命を守る」って言ってくれたことが嬉しかったです。

最後は「今度は6月ね!またお会いしましょう!」

ということで、今後ともよろしくお願いします(*^▽^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術後1週間、外来。

子宮の円錐切除手術をして1週間。

手術直後からそうだったけど、思ってたより身体は元気。

出血もなく、茶色いおりものはつづく。

 

この日に切除した部分の病理結果がわかると思ってたけど、

まだ出てなかった。

(この結果を聞くことに対して、緊張して具合が

悪くなりそうだった。まぁ1週間じゃでないとも、思っていた

から想定内ではあった。)

その後、傷口の確認と消毒で内診台に。

すると先生「手術よりは痛くないようにするからね~」

え(゚д゚)!こわい~( ;∀;)

たぶん、組織をとっているんだけどそれが

もう痛くて、痛くて・・・( ;∀;)「パチン」って切ってる音も

恐怖を倍増させる!

泣きはしなかったけど「いたい~( ;∀;)」って声に

だしてました。

「終わったよ~!」という言葉とともに、内診のカーテン越しに

足をぽんぽんされました。そのぽんぽんがちょっとキュンって

なぜか感じました。なんでだ!?

茶色いおりものがあることも伝えましたが、

傷口に問題はなさそうです。

また1週間後に病理の結果を聞きにくるため、次回の予約を

とって今回の外来は終了。

 

帰りに近くのスーパーで買い物をしようとしたのですが、

だんだん具合が悪くなったため、スーパーには行ったものの

すぐ帰宅。

帰宅してからは、食欲もなくずっと眠っていた。

手術直後より、体調は悪かった。

熱が38.5度あった。あの内診のせい?

手術前日から禁酒していて、今日の結果がよかったら

アルコール解禁してお祝いって思ってたけど、

それどころではまったくなかった。

 

本当にあの内診は痛かった。

先生も「手術より痛くないようにするからね~」

とか言うから手術の痛みがよみがえったじゃないか!

まあそんなこんなだけど、憎めないわたしの主治医の先生

なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

退院

朝食を完食。

麻酔がきかなかったからか、麻酔の後遺症と

みられる頭痛やだるさなどもなし。腹痛もなく、体調の問題なし。

 

外来開始の9時前に先生が病室に来てくれて、退院前の診察。

ひとつ気になっていたのが、生理中だったのですが、

手術後、生理の出血はないけど大丈夫なのかということ。

今は止血の薬が入ってるからとまってるけど、そのうち

でてくるでしょうとのこと。心配ないということでした。

この時点では出血がないほうがいいみたいです。

 

【退院後に気をつけること】

①シャワー浴のみ、湯船につかることは次回の外来まで禁止。

②自転車は禁止。

③遠方への外出は控えて、無理なく過ごす。

重い荷物を持つ、長距離を歩き続けることなどは、手術創部への負担に

なるためさけること。

④多量の出血、下腹部痛、38度以上の発熱などの症状があれば、

次回の外来を待たずに受診してください。

腰椎麻酔の影響で頭痛が生じる場合がある、頭痛時は水分摂取して

しっかり休息する。

 

先生の診察後、看護師さん「退院の許可が出たので

退院の準備をしていいですよ。」

その後、婦長さん?らしき方と「退院療養計画書」で

退院後の生活を書類で両者ともに確認をして、退院となる。

入退院受付で会計を済ませ、お迎えに来てくれたダンナと

いつもどおり徒歩で帰宅。

想像してたより(ネットの体験記などを読んでいた)

元気だった。ほぼ手術前と変わらない感じだった。

 

といっても退院当日と退院翌日は、ほぼずっとベッドで

休んで過ごしました。

先生は「手術してしばらくは生理がずっと続くような症状になる」

と言っていたので、今後の症状についてのほうが気になる。

(生理中に手術をしたというのも、気になっていた。)

 

手術して2,3日ぐらいはまったく出血やおりものもほぼなし。

なんか拍子抜け。

4日目以降から、出血ではなく、茶色っぽいおりものがしばらく

続くようになる。そしてこれはにおいがする。

 

 

 

 

手術当日④おまけ

手術当日、気になっていたのが・・・・

細谷さんの昇格情報!

15時過ぎに情報どおり昇格を確認。

試合も昇格後即スタメン。

しかも!逆転3ラン(≧▽≦)

前日に浦和で居残り打撃練習を見ていたし、

それが結果となってよかったなあと病室の

ベッドでしみじみ思いました。

なかなかない体験。

手術前日、当日と細谷さんに運命を感じずには

いられませんでした。

好きな選手のチカラってすごい!

 

tv.pacificleague.jp

tv.pacificleague.jp

 

 

 

手術当日③

ストレッチャーで病室に戻る。

ベッドで横になって、ダンナと後から来た母親と、雑談できるぐらい元気。

それでも疲れや眠気はおそってきて、雑談後、すこし眠る。

(眠っているあいだに、母は帰宅。ダンナは一旦帰宅してもらい、

また夜に来てもらうことに。)

その後は看護師さんと以下の確認。

 ①飲水の確認(昼食はなし。夕食から通常食でOK)

 ②トイレへ行きたくなったら、一緒に歩行の確認(管はついてなかった)

 その後は病棟フロア内だったら歩行OK。

 身体も蒸しタオルでふいてもらって、手術着から自宅から持参した

 スウェットにお着換え。

眠ったら、だいぶスッキリ。もうほとんど、手術前と変わらない感じだった。

麻酔がきかなかったら、麻酔後の後遺症の症状がほとんど

なかったからかもしれない。手術中はがんばったから!

 

午後になって、主治医の先生がお部屋に来てくれて

嬉しかったのですが

「麻酔きかなかったね~ほとんど寝てなかったよね?

なんでだろう?」

へ?わたしに聞かれてもわかんないし(;'∀')

ってかこっちがそれ聞きたいんですけど!

「・・・お酒が好きだから?とか?」

「Mさんの前にオペした方も、内容は少し違うけど、

同じ麻酔をかけて昼過ぎまでグーグー眠ってたよ。毎日、発泡酒

飲むって言ってたけど。」

って言われてもー。だからこっちが教えてほしいっつーの!

「考えられるのは、(わたしが)極度に緊張してたからかなあ。」

そ、そんな単純なことなの?笑

しかも、緊張する時間もなくオペだったし!いうほど緊張してなかったよ。

「とにかく子宮が温存できるといいですね。」

あいかわらず、おとぼけというか、なんというか

とにかく先生の顔を見てホッとしました。

 

夕食前には、病棟の診察室で内診をして、止血のために

入ってたガーゼをとってもらい消毒などをしてもらう。

予定どおり明日退院で大丈夫でしょうと。

夕方前には点滴もとれて、夕食も完食。

夜は、ダンナと談話室でコーヒーを飲んでお話しして

病室にもどりベッドでスマホいじりながら、

眠りました。

フロアが産婦人科のワンフロアだったので、昼夜問わず赤ちゃんの

鳴き声が聞こえました。

入院している方も、ほとんどが産科の若い方だったように見えました。

年配の女性はほとんど見かけなかった。

わたしは1日の入院だっからよかったけど、産科と婦人科がワンフロア

というのは婦人科の患者にとったら精神的にキツイのではと感じました。

さすがに大部屋で、産科の患者さんと婦人科の患者さんを同部屋に

するということはしないだろうけど?

施設上、仕方ないんだろうけど、外来は一緒でも入院の病室は

別にしてほしいなと今回の入院で思いました。